第1種衛生管理者 衛生管理者の勉強法:労働衛生

衛生管理者の勉強法:労働衛生1-3.(照明・彩色・採光)

2021年6月13日

〇照明

1.照明の条件

照明の条件
・作業の種類ごとに十分で、かつ適当な明るさがあること
・適当な方向から光が来て、まぶしさ(グレア)がないこと
・作業面とその他の場所で明るさにムラがないこと
・光源が動かないこと
・適度な影ができること
・光の色が適当であること
など

2.照明の種類

(1)全般照明と局部照明

全般照明(局部照明の1/10以上がのぞましい)
・作業場全体を明るくする
・所要照度があまり大きくない一般的な作業場で用いられる
・白色光

局部照明
・作業面だけを明るくする
・特に手元が明るいことを必要とする作業で用いられる

(2)直接照明(作業面に直接光を当てる)と間接照明(天井や壁に反射させてから作業面に光を当てる)

3.光の方向

眼と抗原を結ぶ線と視線とが作る角度は30℃以上に!!

4.照度

lx(ルクス)
1ルクスは1cd(カンデラ:光度の単位)の光源から、1m離れた場所でその光に直角な面が受ける明るさ

(1)照度基準

最低限度の照度
精密な作業・・・300ルクス以上
普通の作業・・・150ルクス以上
粗な作業・・・70ルクス以上
6カ月以内毎に1回の点検が定められている

(2)情報機器作業

・ディスプレイ画面が500ルクス以下、書類やキーボード面が300ルクス以上となるようにする

〇彩色

〇彩色の注意点
目の高さより下・・・濁色
目の高さより上の壁や天井・・・明るい色
明度(明るさの度合い)を高くすると照度をあげる効果があるがまぶしさも大きくなる
彩度(鮮やかさの度合い)が高すぎると交感神経の緊張から疲労しやすくなる

〇採光

南向きの窓では冬は直射日光が入るが年内のばらつきが大きく、北向きの窓では直射日光は入らないものの年中平均した明るさが得られる。

窓の形は、縦長のほうが開角と仰角が大きくなり、採光に有利

おすすめの参考書と過去問

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