ここでは大学院生の医師の健康保険について、全般的なお話を紹介します。
健康保険の種類
日本は国民皆保険
健康保険には以下のような制度があります。
このうち、大学院生医師の選択肢としては主に下の3つになります。
〇国民健康保険
〇医師会の健康保険
〇健康保険任意継続制度
国民健康保険
国民健康保険は、健康保険や共済組合などの適応を受けない人を対象としています。
健康保険との違いは、出産手当金や傷病手当金がないことです。
医師会の国民健康保険(医師国保)
医師会の健康保険の最大の特徴は、年収によらず一定額ということです。
例えば40歳未満の単身世帯の保険料は月32,500円で、年間39万円です。
一方で大学病院の多い東京都文京区を例にとると、総所得が400万の場合に大体39万となってきます。
健康保険の額は大きいため、任意継続のほうが安い場合を除いて(ほとんどないかと思われます)、大学院生でアルバイトが可能な場合は、医師会のほうが安いことが多いです。
健康保険の任意継続
前の職場で健康保険に2カ月以上加入していた場合、退職後20日以内に申請すれば、退職後2年間は退職前の健康保険に加入することができます。
ただし健康保険の保険料は、被保険者と会社(病院)で半分ずつ負担されていましたが(労使折半)、任意継続の場合はすべて自己負担となるのが注意点です。
まとめ
健康保険について詳しいことが知りたい方は、ファイナンシャルプランナー3級を勉強するとよいかと思います。
問題集も出ておりますので合わせてどうぞ♪